こんばんは、三条まなびぷれ~すです。
今日の部首は「力」です。
部首「力」の成り立ちは、筋肉をすじばらせて、力を込めている手を描いたものらしいです。この部首を使った漢字には、「力をこめる」「はたらく」という意味に関係のあるものが多いです。
さて、見てみましょう。
まず面白いなと思ったのは「つとめる」という漢字です。
皆さんは「つとめる」を漢字で書いてくださいと言われたら、どの字を書きますか。
勤める、努める、務める、勉める
この4つの漢字、「勤」「努」「務」「勉」の部首は「力」です。
「はたらく」という意味があると言いましたが、「つとめる」はまさにそうですね。
今回は、それぞれの漢字の成り立ちについてもう少し掘り下げてみましょう。
勤:菫は動物の頭を火で燃やす熱で水分が尽きて粉々になることです。これに力を合わせて、「体力がつきるほど小まめに働く」ことを意味します。
努:奴は我慢強く働く女の奴隷を意味し、それに力を合わせて「ねばり強く力を入れること」を意味します。
務:矛と攵で無理にすることを意味し、それに力を合わせて「無理に頑張って力を入れること」を表します。
勉:免(やっと抜け出る)に力を合わせて、狭い門を通り抜けようとして、無理に力を入れて頑張ることを表します。
このほかに、漢字の左側「つくり」に「力」がくる字には、加、功、助、励、効、劾、勅、動があります。
加:力と口で、手のほかに口も添えて、勢いを助けることを表します。
功:工と力で、工夫をこらした仕事や出来栄えという意味になります。
助:且と力で、力が足りない時、側から力を添え重ねてやることを表します。
励:元の字は勵。厲は力をこめて激しく磨く砥石のこと。力を合わせて、「強い力をこめるという意味になります。
効:交と力で、よい結果が出るように力を絞り出すことを意味します。
劾:亥(ブタの骨組みが硬くピンと張った様子)に力をつけて、たるんだものをピンとさせることを表します。
動:重と力で、元はどんと足で地面を突く動作、とんとんと足が上下に動くことを表しましたが、後に広く「うごく」という意味を表すようになりました。
また、漢字の下側「あし」に「力」がくる字は、劣、労、勇があります。
劣:少と力で、力が少ないことを表します。
労:元の字は勞で、火を激しく燃やし続けるという意味です。それに力を合わせて、「火を燃やし続けるように、激しく力を出すこと」「激しく働いて疲れること」を表します。
勇:甬(地面を突き通すようにとんとん足踏みすること)に力を合わせて、力が溢れ足踏みして、奮い立つことを表します。
今日は、漢字一つ一つの成り立ち(大まかな意味)について説明してみました。
ある文字に「力」がつくとより強力になる、という部首の働きを感じ取っていただけたら幸いです。
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