ぼくらはみんな生きている

日々感じたことを綴ります

戦争と平和

こんばんは。三条まなびぷれ~すです。

私はむかし、おじいちゃんと布団を並べて寝る前に戦争の話をたくさん聞かせてもらったことをいまだに覚えています。
大正生まれの祖父は20代前半で終戦を迎えました。

当時小学生だった私は「戦争の頃、どこにいたの?」「どうしておじいちゃんは死ななかったの?」といろんな質問をした記憶があります。
身近にいる祖父が戦争を体験しているという実感は、自ずと疑似体験のような形で戦争を理解し、平和を願うというプロセスを踏むことになります。

このような経験は私たち50代前後が最後でしょうか。

その後は自分の祖父母から実体験を聞くということは自然になくなっていったのでしょう。

平和が当たり前にある子どもたちは戦争があった時代を遠い歴史のように感じ、「国を守る・国のために生きる」といった感覚が全く理解できないと思います。

私自身も直接経験しているわけではないので、あの頃の国民の気持ちや状況などは完全に理解できるはずもなく。
ですが「戦争は割と身近なところで本当にあったんだ」という事実を理解することはできます。
今の子どもたちに戦争と平和についてどのように伝えていくべきか、私たち大人は目をそらすことなく考えなければならないと思います。

「当たり前でない幸せ」を感じることによって、他人や社会に優しい人に育っていく気がしています。